人気ブログランキング | 話題のタグを見る

出張

昨日大阪に出張に行きました。

ある仕事の今後の展開についての打合せです。
勤め時代から結構出張は多くて、独立してからも多い時は月の半分東京にいないこともありました。最近は出張がらみの仕事が無くて、3,4ヶ月ぶりかな・・・

当初は日帰りの予定だったのですが、打合せが長引き結局泊まりになってしました。

出張の楽しみの一つが食事ですね。
私の才能の一つ(?)に「鼻が利く」というのがありまして、良いお店を探し当てる才能があるみたいです。

私たちにとっての良いお店というのはそこそこの値段で(まぁ安いにこした事はありません)旨い物を食べさせ、旨いお酒がある店です。早く言えば地元の人が通う人気店ですね。

見つけ方は手っ取り早くホテルの人や歩いている人に聞いてしまうと言う速攻もありますが、私たちが主にとる方法は自分の足で見つける方法です。
その方法とは・・・
出張先でとりあえずその地の繁華街を一周するわけですね。その時に重要なのが、メインの通りから一本ぐらい入った路地を見逃さない事です。
チェーン店や観光客相手のお店はメイン通りにあることが多く私たちの望む「それ」はそんな路地にあることが多いからです。

窓があったり扉にクリアガラスがあって店内が伺えるようなお店から目的のお店を見つけることはそんなに難しいことではありません。お店の客層や雰囲気、そしてカウンターの中に居るご主人の顔まで確認できる事が出来れば、それはもう100%の確信を持って入る事が出来ます。

問題は全く店内が伺えないお店をターゲットにした時です。自分の鼻を信じて、間違いない!と思ってはいても一縷の不安が脳裏をよぎります。
店の前で思案しているときにお客さんの出入りでもあればその隙に店内を伺う事も出来ますが、日中は一生懸命に仕事をして一刻も早く泡の立つ液体を喉に流し込みたいと、サバンナで水場を求めてさまようシマウマのような私たちです。それを待つ余裕などあるはずもありません。

そして、意を決し扉を開け「いらっしゃい!!」と言う景気の良い声をかけられたところで今回の勝利を確信するのです。

ん?コツも何も無いじゃんと苦情の声が聞こえそうですがそれはそうです。
私のカンだけが頼りなのですから。

でも一つ裏わざとして店内が見えないお店の雰囲気を知る方法があります。
それは、おとり作戦です。
たまたま、同行者に調子の良い若い営業や職人さんが居る場合は待ち合わせのふりをしてガラッと扉を開けさせるのです。そして後に控える私たちが店内を一瞥し一瞬にして合否を判断すると言う方法もありますが、お店の方に不快な思いをさせてしまいます事も多々ありますのでおすすめは致しません。

本当の裏わざとしては(実は何かの雑誌の受け売りです)地元の酒屋さんに聞くのが良いそうです。確かに酒類こだわるお店は良いお店が多いですからね。
by wills-d | 2005-06-22 23:12 | 出張
<< 出張2 現場 >>